活動報告・お知らせ

第1702回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ (主管:平和ナビネットワーク)

第1702回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ

日時:2025年5月28日(水)正午12時

場所:鍾路 平和の少女像付近

主催:日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯

主管:平和ナビネットワーク


🦋 式順 🦋

司会:イ・ジェユン(平和ナビネットワーク・中央執行部)、ファンダギョン(平和ナビネットワーク・淑明雪花ナビ・支部長)

▶ オープニング曲「岩のように」:平和ナビネットワーク

▶ 主催団体紹介:司会者

▶ 連帯発言

- チャン・ウンア(平和ナビネットワーク・全国代表)

- バン・ジミン(解放梨花第57代総学生会ステップアップ・総学生会長)

- ファン・リュギョン(ソウル女子大学・史学科)

▶ 週間報告:ハン・ギョンヒ(正義記憶連帯・事務局長)

▶ 文化公演「良いではないか」:チェ・スビン(平和ナビーネットワーク淑明雪花ナビ支部・会員)

▶ 連帯発言

- チェ・ドンジュ(民主労総 建設労組 副委員長兼タワークレーン分科委員長)

- チェ・ジンヨン(全北東和中学校)

- チョ・ヒョンスク(ワシントン平和ナビ代表、ウィミンクロスDMZ活動家)

▶ 正義連の活動報告:ガン ・ギョンラン(正義記憶連帯・連帯運動局長)

▶ 文化公演『あなたへ』:平和ナビネットワーク

▶ 声明書朗読:ユ・ジエ、キム・ボヒョン(平和ナビネットワーク イワ女子大学支部)

▶ 締めくくりパフォーマンス:作り変える世界に投票しよう


∎ 岩のように ∎

岩のように生きよう / 猛烈な雨風が吹き荒れても

どんな誘惑の手にも揺るがない / 岩のように生きよう

風に揺れるのは / 根が浅い葦でしかない

大地に深く突き刺さったあの岩は / 堅く立っているから

私たち皆、絶望に屈することなく / 試練の中で自分自身を目覚めさせながら

ついに来る解放の世の中の礎となる/岩のように生きよう。


🦋 主催団体紹介 🦋

平和ナビネットワークは、日本軍性奴隷制問題の解決を目指す全国の大学生連合サークルで、『記憶する、行動する、共にいる』を基本理念に活動しています。大学社会内で日本軍性奴隷制問題を知らしめ、問題解決に学生と共に取り組むために始まった平和ナビは、大学を越えてこの社会で一般市民と共に日本軍性奴隷制問題の解決を叫んでいます。毎年、多様な学内行事と8月14日の日本軍「慰安婦」記念日に合わせて『平和ナビFESTA』を開催し、暑い夏、大学生と共にさらに熱く反戦と平和を叫ぶ活動を企画しています。


第1702回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ声明文

歴史の正義は社会大改革の重要な課題です。人権という普遍的な価値は、歴史が正しく記憶される時に守られる。しかし、日本軍性奴隷制の被害者、強制動員の被害者の権利は、国益という名目のもと、長年無視されてきた。日本軍「慰安婦」被害者保護法は依然として審議中であり、日本帝国強制動員被害者支援財団は、屈辱的な強制動員第3者弁済案の履行のための寄付金を集めている。5月11日、日本軍「慰安婦」被害者の李玉善(イ・オクソン)おばあさんが逝去され、現在生存者はわずか6名となった。遅れた正義は正義ではない。我が国の未来のため、歴史の正義を真に実現する時だ。


歴史の正義の実現は大学生の要求です。歴史の正義が実現された世界は、人類の普遍的な価値が守られる社会、戦争のない平和な社会、内乱勢力が清算され正しい政治が機能する社会だ。しかし、現在社会はどうか。尹錫悦の非常戒厳令は人類のな価値を踏み躙り、朝鮮半島と世界中の軍事的な対立は依然として解消されておらず、内乱勢力は恥知らずにも自らの既得権益を守るための卑劣な暴走を隠そうともしていない。正義が遅れるほど、未来の世代が負わなければならない負担は過重になる。しかし、私たち大学生は、負担に押しつぶされて逃げ出したり、目を背けたりしない。私たちは社会的な責任を果たし、歴史正義が実現された世界を作り上げる。


二度と内乱勢力が政権を握る時代へ後退させない。歴史歪曲と不正を動力に、保守勢力の既得権益を守ろうとする内乱勢力は、再び後退を試みている。彼らが社会の主流勢力として存在し続ける限り、歴史正義は遅れる。来週、私たちは内乱勢力が破壊した社会を回復する機会である第21大代統領選挙を控えている。大学生たちは、過去の弾劾政局期間中、広場において私たちの今日と明日を守るために最も先頭に立って戦った。私たちは、私たちの社会が過去と未来を主体的に責任を持って築く世界を実現するための選択を下す。


大学生たちは、歴史の正義が実現された新たな世界のため、政治的な声を上げ続ける。若者を標的とした憎悪を扇動し、分断を戦略として掲げる勢力に欺かれない。大学内の政治的な無関心と無力さに屈せず、キャンパスでより多くの大学生と出会い、連帯の価値を分かち合い、変化を築くために共にする。連帯は憎悪よりも強い。社会大改革への扉を大学生が自ら開こう。私たちの心の中には、常に正義の世のために生涯闘い続けた日本軍「慰安婦」のおばあさんたちがいらっしゃる。


ここに、私たちは以下の通り要求する

一、日本政府は歴史歪曲を中止し、公式謝罪と法的賠償せよ!

一、歴史を否定する内乱勢力を清算せよ!

一、大学生が先頭に立って歴史の正義を実現しよう!

2025年5月28日

第1702回 日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ参加者および平和バタフライネットワーク一同


こんにちは、平和ナビ全国代表のチャン・ウンアです。

この1ヶ月間で本当に多くのことが起こったようです。  

平和ナビは毎年光州訪問を行い、水曜デモを主管するルーティンがあったため、主管水曜デモの日程を決める際もそのようにしていたのですが、大統領選挙直前に開催することになるとは思いませんでした。重要な時期に大学生として言わなければならないことを言えることに感謝しています。

最近の情勢を見渡すと、本当に重要な問題が注目されず、刺激的な憎悪だけが関心を集めているように感じられ、残念な気持ちになります。特に、女性が直面する暴力について、どのように変えていくべきかという議論よりも、相手を攻撃し、憎悪を再生産し、注目を集めるための道具として使われている現在の状況は、複雑な気持ちです。私たちのおばあさんたちが戦い、変えようとした現実が、このような現実なのでしょう。そのため、平和ナビは声を上げることをやめません。

大学には変化が起きています。時局宣言をした学生たちがおり、私たちは学生総会と解雇を経験した世代になりました。政治的な無関心と政治嫌悪は依然として大学の課題ですが、もはや無力ではありません。5月18日、光州で大学の文化を変えるためのサークル連帯体「大学文化ユニオン」が正式に発足し、沈黙を選ばない学生が次第に増えています。空は一人では持てないように、社会大改革も一人では成し遂げられません。時間がかかっても、より多くの大学生と出会い、連帯の価値を分かち合い、変化を築いていきたいと思います。ありがとうございます。


こんにちは。解放梨花第57代総学生会総学生会長のバン・ジミンです。本日、平和ナビットワークが主管する第1702回水曜デモにおいて、連帯発言を行うことになりました。貴重な現場で発言する機会をいただき、心より感謝申し上げます。


いかなる憎悪も私たちを止めることはできません。

ここにお集まりの方々は、昨日行われた大統領候補者の討論会をご覧になりましたか?その討論会で、改革新党の李俊錫候補は、女性の性器に箸を刺したいという内容を含む女性蔑視的な発言を繰り返しました。

平等に皆と共に前進しようという広場の声で再始動した今回の大統領選挙において、憎悪の声が許されることはできません。

依然として私たちの社会に女性憎悪が蔓延し、その上に大統領候補者討論会という場で恥じることなく発言する世相が続いています。

インターネットやオンライン上では女性憎悪と少数者憎悪が依然として存在し、その憎悪が現実の社会で言及されています。

憎悪がますます勢いを増す中、私たちの声をより大きく上げる必要性を全身で感じています。


私たちは憎悪の対極に立たなければなりません。

本日主催団体である平和ナビネットワークは、大学生の声で、戦争性犯罪、女性嫌悪、平和について声を上げてきました。

私たち梨花女子大学も、女性の高等教育保障のために設立された大学です。

連帯と平等を叫ぶそれぞれの現場で、最後まで共に戦いましょう。

私たち梨花女子大学総学生会も、最後まで闘い、連帯していきます。

亡くなったおばあさんたちを記憶し、戦争のない世界と共に生きる私たちに連帯します。

ありがとうございます。


こんにちは、私はソウル女子大学史学科で在学しているファン・リュギョンです。


私は今年大学に入学しました。恥ずかしながら、つい最近まで、日本軍性奴隷制問題が解決されていないことすら知りませんでした。教科書に載っている日本軍性奴隷制問題は、たった一行と写真一枚だけだったため、単なる過去の出来事だと思っていました。そんな私が今日この場で発言する理由は、最近、日本軍性奴隷制問題がまだ解決されておらず、平和な社会がまだ訪れていないことを知ったからです。


私は数日前、学校の課題で『戦争と女性人権博物館』に初めて訪れましたが、最も印象に残ったのは、壁に書かれたおばあさんたちの言葉でした。特に「私が生きている証拠なのに、なぜ日本政府は証拠がないと言うんですか?」というおばあさんの言葉が書かれた壁を見て、重い気持ちで足が動かなかったです。おばあさんの勇気によって問題が知られるようになってから数十年が経ったにもかかわらず、いまだに日本政府の謝罪と補償を受けていない現在の状況が浮かび上がったからです。私が初めて日本軍性奴隷制問題を知った小学生の頃から成人になった現在まで、問題は解決されていないのに、これまで関心すら持たなかった自分の姿を振り返ることもありました。


今、20歳になった私は、既に亡くなったおばあさんたちに出会ったこともなく、30年以上に及ぶ日本軍性奴隷制問題解決運動の歴史もよく知りません。しかし、一つだけ確信しているのは、日本軍性奴隷制問題は必ず正義に基づいて解決されなければならず、誰一人として苦しみを受けない戦争のない平和な世界が来なければならないということです。


今後、私も問題解決のための道に共に歩んでいきますので、私たち全員が諦めず、最後まで平和な世界のために戦い続けていければと思います!

ありがとうございます。


こんにちは。

民主労総建設労組タワークレーン分科委員会のチョ・ドンジュ、同志の皆様に闘争の挨拶を申し上げます。闘争!

尊敬する「慰安婦」被害者のおばあさん、そしてこの場を共に守り続けている市民の皆様、私は本日この場で正義と記憶、そして平和の声を連帯するために立ちました。


私たちの建設労組は、尹錫悦政権の3年間、人間として、労働者として受けてはならない弾圧を受けてきました。

『建暴』という濡れ衣を着せられ、1,400人を超える組合員が捜査を受け、数百人が拘束されました。

私たちを弾圧した理由はただ一つ、働き口を要求したからです。

働き口を要求したことが罪なのでしょうか?

家庭を築き、子供を育て、病んだ親を介護して生きるために当然持つべき権利を要求したことが非なのでしょうか?


私たちの労組は、飢えた人の食事を、

働くことができる人の職場を、

そして生きている人の尊厳を守るために存在します。

しかし、尹錫悦政権は私たちの尊厳を踏みつけました。

私たちの叫びを押しつぶし、働く機会を奪い、労災を無視し、法の名前で私たちを刑務所に閉じ込めました。


現在、建設現場は無法地帯です。

安全装置なしにタワークレーンに登り、2年間待っても仕事に出られず、人が死んでも誰も責任を取らない。

これが国ですか?

尹錫悦政権3年、この国が正常な国家なのか、問わざるを得ません。

ここに集まった多くの同志の皆さんも、異常な国家権力の暴力により、数多くの被害と不条理を経験されたことでしょう。


1992年の1月、たった8人の女性が沈黙を破ったその日から

30年を超える年月が経ち、

誰一人として耳を傾けなかった不当な叫びを

数千、

数万の市民が引き継いできました。

その勇気の前で、私は頭を垂れます。

しかし今、その叫びさえも侮辱しようとする者たちがいます。

歴史を歪曲し、被害者を嘲笑し、

水曜デモの現場を妨害し、踏み荒らしています。


歴史に青や赤がありますか?

私たちは同じ民族なのに、どうしてこんなことができるのでしょうか。

民族の苦痛を、あの残虐な戦争犯罪の傷を

敢えて嘲笑する者たちが

果たしてこの国の国民と言えるのでしょうか?

果たして良心のある人間と言えるのでしょうか?


私たちは記憶しなければなりません。

水曜デモは単に過去にとらわれるものではありません。

それは正義を守る時間であり、

未来の世代にこのような悲劇が繰り返されないように

私たちが作り出す盾です。

私たちの民族の未来の平和と正義の叫びです。


幸いなことに、人権委員会が警察に断固とした

介入を要求しました。

しかし、それだけでは不十分です。

私たちは戦い続けなければなりません。

歴史を守り、被害者の名誉を守り、

そして私たちの子供たちが生きるこの土地の正義を守るために

一歩も後退してはなりません。

その行動こそが、私たちが守ろうとする人権の最前線だと思います。


建設労組も最後まで共に闘います。

沈黙せず、膝を屈せず、

最後まで共に歩んでいきます。

ありがとうございます。


こんにちは、私たちは全北東和中学校の生徒です。私はある外国人ユーチューバーを通じて初めて慰安婦について知りました。学校では現在、慰安婦に興味を持つ先輩たちとチームを組み、慰安婦に関する社会参加活動を学んでいます。学校に慰安婦の少女像を建立し、東和中学校全体に慰安婦の歴史を伝え、ハンカチとバッジを販売した収益金を寄付し、水曜デモに参加して一緒に声を上げています。私たちの地域にも少女像がありますが以前は意味が分かりませんでした。おばあさんたちが幼い頃に連れて行かれて経験した苦難を知った時、あまりにも驚きと怒りで耐えられませんでした。どれほど痛かったんでしょう?どれほど怖かったんでしょう?私は想像すらできませんでした。おばあさんがそのすべての苦痛を乗り越え、今もなお苦闘している姿は尊敬に値し、誇りです。私はおばあさんの苦痛をすべて理解することはできませんが、いつまでもおばあさんと同じ気持ちで応援し続けます。日本から真摯な謝罪と賠償を受け、今こそ平和で安らかな心で生きていくことを願っています。二度とそんな悲しみが繰り返されないよう、私は歴史を正しく学びます。いつもお元気でてください。おばあさんの勇気に感謝を申し上げます。全北東和中学校から 一緒に叫ぶスローガンがあります。それぞれのペースを認め、遅くても一緒に進もうという意味の「遅くても一緒に進もう」です。私たちが「遅くても」と叫ぶと、「一緒に進もう」と叫んでください。(一緒に叫ぶ)遅くても(一緒に進もう)遅くても(一緒に進もう)ありがとうございます。