日本軍性奴隷制問題解決のための第1526回定期水曜デモ 週間報告
去る1月8日は水曜デモ30周年となる日でした。正義連は国内外連帯団体とともに1月5日、30周年記念水曜デモを開催しました。被害生存者李玉善ハルモニ、李容洙ハルモニの映像メッセージをはじめ、国内外市民の連帯発言と責任継承のための未来世代の決意が続き、文化公演も行われました。きびしい冬の天候にもかかわらず、現場には全国から来られた市民と連帯団体活動家たち、お年を召された先輩活動家が最後まで参加されました。30年前、最初の水曜デモで日本政府の傲慢と蛮行を告発し、反省を促すために日本大使館を回って問題解決を叫んだその最初の思いを記憶し、実践するために最後に行進もしました。
大変ありがとうございます。
おかげで真実と正義に向けた切実な願いと熱い情熱が冷酷な現実を溶かす可能性があることを、散った心が一つに結ばれて次世代へと綿々と受け継がれていることをあらためて確認しました。愛と人権の喊声が嫌悪と差別のことばを覆う可能性があることを、葛藤と不正義が平和と正義の連帯で封鎖される可能性があることを再度確認しました。
いま再び30年、いや100年の歴史を開く初日を迎えました。
正義連は確固として誓います。
水曜デモを妨害してなくそうとする者たち、歴史的真実から目を背け、否定して歪曲しようとする者たち、被害者を侮辱して名誉毀損を行う者たち、活動家らと参加者を侮辱し、人権侵害をはばからない反民族、反民主、反人権勢力に屈することなく対抗し、水曜デモを再び揺るぎないものにしようと思います。人権と平和の場、出会いと疎通の場、理解と共感の場、記憶と教育の場である水曜デモの精神を継承し、拡張しようと思います。被害者が全員亡くなればこの問題が永遠に消えると信じる日本政府と極右歴史否定勢力が歴史の法廷に立たせられる時、どんな結果がもたらされるのかを明確に見せつけようと思います。彼らの誤った判断が傲慢と貪欲、偽善と妄想に基づいていることを明らかにして暴こうと思います。そのために水曜デモの内容と形式の変化について様々な角度から悩んでいます。国内外極右歴史否定勢力に対する体系的対応も企画しています。去る水曜デモ30周年の朝に進めた国家人権委員会陳情はその手始めとなるでしょう。
再び新しい歴史を書く旅程にみなさまがともに力を添えて下さることを信じます。時には荒々しい風雨に閉ざされ、時には石につまずき、時には道に迷って、時には巨大な障害物にあって遅滞したりもするでしょうが、すべての時点ごとに世界の市民がともにして下さることを信じます。その道の終わりに日本軍性奴隷制問題の正しい解決があると信じます。
2022年1月12日
正義記憶連帯 理事長 李娜榮
第1526回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ 声明書
日本軍性奴隷制問題の解決は葛藤ではなく平和を意味する。
多くの市民らとともに30年間持続した水曜デモを通して帝国主義や国家暴力のない世の中、差別や嫌悪のない世の中、女性の人権が保障される平和な世の中など平和路は誰もが平和を叫ぶ空間となった。苦難と困難の中でも水曜デモは続けられ、世界の至るところで市民の連帯として拡がり、これに恐れを抱いた右翼および保守勢力は歴史わい曲と嫌悪をほしいままに行っている。今も日本軍性奴隷制問題が韓日関係を悪化させ、未来への足を引っ張って真実を否定し、被害者および活動家を攻撃する声が聞こえる。しかし、平和な未来のための過去の歴史解決ではなく、歴史の真実を覆って反日-親日の構図を助長する嫌悪勢力の声こそ韓日関係の限りない葛藤を引き起こすばかりだ。私たちは平和な韓半島、平和な韓日関係、平和な国際社会のために必ず日本軍性奴隷制問題を正しく解決しなければならない。戦争の可能性を高める葛藤関係ではなく、平和をつくり出す新たな韓日関係形成のために日本軍性奴隷制問題の正しい解決は核心だ。
日本軍性奴隷制問題解決のために2015韓日合意の廃棄は必須だ。
2015年12月28日、朴槿惠政権から始まった2015韓日合意は被害当事者の声を排除したまま拙速に行われた。国民のキャンドルの灯以後新たに立った現政府もまた、2015韓日合意の重大な欠陥を認め、2015韓日合意の無効化を約束した。しかし、約束とは違い、相変らず韓日合意は無効化も廃棄もされなかった。6年目、2015韓日合意の中で日本軍性奴隷制問題は国際社会での言及禁止、平和碑の撤去など拙速な約束が息をしている。この合意によって日本軍性奴隷制問題解決はもちろん、韓国は約束を守らない国家、日本は戦争犯罪の責任を負わない国家と見なされて韓日関係の葛藤はより一層深刻化してきた。韓日両国政府が本当に日本軍性奴隷制問題を解決して平和な未来指向的関係を形成しようとするならば、被害者に対する日本政府の謝罪および賠償、日本軍性奴隷制問題をとりまく事実歪曲と嫌悪の防止など誤った歴史を正す約束をしなければならない。真の問題解決を成し遂げるための約束を果たすために2015韓日合意廃棄は必ず実現させなければならない。
日本軍性奴隷制問題解決の足を引っ張る2015韓日合意と、嫌悪および歴史わい曲を越えた平和への道に青年学生が先頭に立つ
私たちの大学生はこの間日本軍性奴隷制問題解決のために激しく闘争してきた。今年3月の大統領選挙を控えた今、韓日合意廃棄と日本軍性奴隷制問題の正しい解決を責任をもってつくり出すことができる大統領候補について、青年学生の要求を集めたりもした。事実歪曲と嫌悪で寒い冬だが日本軍性奴隷制問題の正しい解決を叫ぶ学生らと多くの市民の力で平和路を守り続けるだろう。そして、必ず日本軍性奴隷制問題解決が実現する暖かい春を迎えるだろう。私たちはこの地に平和が来るその日までともにこの場を守るだろう。
日本軍性奴隷制問題解決を妨害する歴史わい曲勢力は今すぐ嫌悪と差別を中断せよ!
日本政府は日本軍性奴隷制に対する責任を認め、公式謝罪、法的賠償を行え!
韓国政府は2015韓日合意を廃棄し、ハルモニたちの名誉と人権回復のために行動せよ!
2022年1月12日
第1526回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ参加者および京畿平和ナビネットワーク 一同
日本軍性奴隷制問題解決のための第1526回定期水曜デモ 週間報告
去る1月8日は水曜デモ30周年となる日でした。正義連は国内外連帯団体とともに1月5日、30周年記念水曜デモを開催しました。被害生存者李玉善ハルモニ、李容洙ハルモニの映像メッセージをはじめ、国内外市民の連帯発言と責任継承のための未来世代の決意が続き、文化公演も行われました。きびしい冬の天候にもかかわらず、現場には全国から来られた市民と連帯団体活動家たち、お年を召された先輩活動家が最後まで参加されました。30年前、最初の水曜デモで日本政府の傲慢と蛮行を告発し、反省を促すために日本大使館を回って問題解決を叫んだその最初の思いを記憶し、実践するために最後に行進もしました。
大変ありがとうございます。
おかげで真実と正義に向けた切実な願いと熱い情熱が冷酷な現実を溶かす可能性があることを、散った心が一つに結ばれて次世代へと綿々と受け継がれていることをあらためて確認しました。愛と人権の喊声が嫌悪と差別のことばを覆う可能性があることを、葛藤と不正義が平和と正義の連帯で封鎖される可能性があることを再度確認しました。
いま再び30年、いや100年の歴史を開く初日を迎えました。
正義連は確固として誓います。
水曜デモを妨害してなくそうとする者たち、歴史的真実から目を背け、否定して歪曲しようとする者たち、被害者を侮辱して名誉毀損を行う者たち、活動家らと参加者を侮辱し、人権侵害をはばからない反民族、反民主、反人権勢力に屈することなく対抗し、水曜デモを再び揺るぎないものにしようと思います。人権と平和の場、出会いと疎通の場、理解と共感の場、記憶と教育の場である水曜デモの精神を継承し、拡張しようと思います。被害者が全員亡くなればこの問題が永遠に消えると信じる日本政府と極右歴史否定勢力が歴史の法廷に立たせられる時、どんな結果がもたらされるのかを明確に見せつけようと思います。彼らの誤った判断が傲慢と貪欲、偽善と妄想に基づいていることを明らかにして暴こうと思います。そのために水曜デモの内容と形式の変化について様々な角度から悩んでいます。国内外極右歴史否定勢力に対する体系的対応も企画しています。去る水曜デモ30周年の朝に進めた国家人権委員会陳情はその手始めとなるでしょう。
再び新しい歴史を書く旅程にみなさまがともに力を添えて下さることを信じます。時には荒々しい風雨に閉ざされ、時には石につまずき、時には道に迷って、時には巨大な障害物にあって遅滞したりもするでしょうが、すべての時点ごとに世界の市民がともにして下さることを信じます。その道の終わりに日本軍性奴隷制問題の正しい解決があると信じます。
2022年1月12日
正義記憶連帯 理事長 李娜榮
第1526回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ 声明書
日本軍性奴隷制問題の解決は葛藤ではなく平和を意味する。
多くの市民らとともに30年間持続した水曜デモを通して帝国主義や国家暴力のない世の中、差別や嫌悪のない世の中、女性の人権が保障される平和な世の中など平和路は誰もが平和を叫ぶ空間となった。苦難と困難の中でも水曜デモは続けられ、世界の至るところで市民の連帯として拡がり、これに恐れを抱いた右翼および保守勢力は歴史わい曲と嫌悪をほしいままに行っている。今も日本軍性奴隷制問題が韓日関係を悪化させ、未来への足を引っ張って真実を否定し、被害者および活動家を攻撃する声が聞こえる。しかし、平和な未来のための過去の歴史解決ではなく、歴史の真実を覆って反日-親日の構図を助長する嫌悪勢力の声こそ韓日関係の限りない葛藤を引き起こすばかりだ。私たちは平和な韓半島、平和な韓日関係、平和な国際社会のために必ず日本軍性奴隷制問題を正しく解決しなければならない。戦争の可能性を高める葛藤関係ではなく、平和をつくり出す新たな韓日関係形成のために日本軍性奴隷制問題の正しい解決は核心だ。
日本軍性奴隷制問題解決のために2015韓日合意の廃棄は必須だ。
2015年12月28日、朴槿惠政権から始まった2015韓日合意は被害当事者の声を排除したまま拙速に行われた。国民のキャンドルの灯以後新たに立った現政府もまた、2015韓日合意の重大な欠陥を認め、2015韓日合意の無効化を約束した。しかし、約束とは違い、相変らず韓日合意は無効化も廃棄もされなかった。6年目、2015韓日合意の中で日本軍性奴隷制問題は国際社会での言及禁止、平和碑の撤去など拙速な約束が息をしている。この合意によって日本軍性奴隷制問題解決はもちろん、韓国は約束を守らない国家、日本は戦争犯罪の責任を負わない国家と見なされて韓日関係の葛藤はより一層深刻化してきた。韓日両国政府が本当に日本軍性奴隷制問題を解決して平和な未来指向的関係を形成しようとするならば、被害者に対する日本政府の謝罪および賠償、日本軍性奴隷制問題をとりまく事実歪曲と嫌悪の防止など誤った歴史を正す約束をしなければならない。真の問題解決を成し遂げるための約束を果たすために2015韓日合意廃棄は必ず実現させなければならない。
日本軍性奴隷制問題解決の足を引っ張る2015韓日合意と、嫌悪および歴史わい曲を越えた平和への道に青年学生が先頭に立つ
私たちの大学生はこの間日本軍性奴隷制問題解決のために激しく闘争してきた。今年3月の大統領選挙を控えた今、韓日合意廃棄と日本軍性奴隷制問題の正しい解決を責任をもってつくり出すことができる大統領候補について、青年学生の要求を集めたりもした。事実歪曲と嫌悪で寒い冬だが日本軍性奴隷制問題の正しい解決を叫ぶ学生らと多くの市民の力で平和路を守り続けるだろう。そして、必ず日本軍性奴隷制問題解決が実現する暖かい春を迎えるだろう。私たちはこの地に平和が来るその日までともにこの場を守るだろう。
日本軍性奴隷制問題解決を妨害する歴史わい曲勢力は今すぐ嫌悪と差別を中断せよ!
日本政府は日本軍性奴隷制に対する責任を認め、公式謝罪、法的賠償を行え!
韓国政府は2015韓日合意を廃棄し、ハルモニたちの名誉と人権回復のために行動せよ!
2022年1月12日
第1526回日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ参加者および京畿平和ナビネットワーク 一同