活動報告・お知らせ

第1708回 日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ (ソウルカンソヤンチョン女性の電話 家庭暴力専門相談員教育)

第1708回 日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ


1.日時:2025年7月9日(水)正午12時

2.場所:在韓日本大使館前「平和路」

3.主催:日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯

4.主管:ソウルカンソヤンチョン女性の電話 家庭暴力専門相談員教育


順序

司会:ヒョンジン(ソウルカンソヤンチョン女性の電話·活動家)


公演「岩のように」 キム·ミンヘ_家庭暴力専門相談員教育·受講生と会員多数

主管団体挨拶 ハン·ジョンヒ(ソウルカンソヤンチョン女性の電話·代表)

週間報告 イ·ナヨン(正義記憶連帯·理事長)

詩朗読 ヨム·ミボン(家庭暴力専門相談員教育·会員)

連帯発言 ハン·ソリ(家庭暴力専門相談員教育·受講生)

参加団体紹介 シバン(ソウルカンソヤンチョン女性の電話·活動家)

声明書朗読 シン·ジョンミン(ソウルカンソヤンチョン女性の電話·受講生)


∎ 「岩のように」 ∎

岩のように生きよう/ 猛烈な雨風が吹き荒れても/

どんな誘惑の手にも揺るがない/岩のように生きよう/

風に揺れるのは/根が浅い葦でしかない/

大地に深く突き刺さったあの岩は堅く立っているから/

私たち皆、絶望に屈することなく/

試練の中で自分自身を目覚めさせながら/

ついに来る解放の世の中の礎となる/岩のように生きよう


 

第1708回 日本軍性奴隷制問題解決のための定期水曜デモ声明書


もうすぐやってくる7月11日は国連が国際記念日に制定した「世界人口の日」だ。この日はただ人口増加を記念する日ではなくて、生の尊厳、リプロダクティブ·ジャスティス、ジェンダーに基づく女性暴力など人口問題全般について認識を高めて、問題解決のための行動を促すために用意した日だ。我々はこの日が、日本軍性奴隷制のサバイバーたちと連帯してきた個人と共同体、機関、そして国際社会が、人権の回復のためにいかなる努力を重ねてきたのかを振り返る日になることを願う。同時に、加害者の日本政府と社会、韓国の社会と政府、そして私たち一人一人が、どのようにして彼らの人生を無視し、消してきたのかを自らに問い直す日になることを願う。


1996年国連人権委員会は「女性に対する暴力」特別報告管のラディカ·クマラスワミの報告書を通じて、「慰安婦制度は日本帝国主義の軍隊によって組織的で強制的に遂行された性奴隷制で、国際人権法及び人道法に重大に違反した事例である。」と明確に位置づけた。国連は日本政府に法的責任を要求して、被害者への公式謝罪、賠償、名誉回復、歴史教育などを強力に勧告した。また、ラディカ·クマラスワミ特別報告管は報告書で、「人生で最も屈辱的で苦痛な瞬間を思い出すことだと知りながらも、勇気を出して証言してくれた全ての女性被害者たちに感謝する」と述べた。 極度の精神的苦痛の中にありながらも、経験を語ったサバイバーたちの勇気と存在を深く尊重したこの言葉は、サバイバーの言うことがただ「証言」ではなくて、暴力の歴史を変える行動であり、尊厳を回復する勇気を再び思い起こさせる。その後、国連女性差別撤廃委員会(CEDAW)は2009年、2016年、2021年にかけて被害者の意思を反映しない政治的合議だった「2015日韓合議」の限界を指摘して、日本政府に真の謝罪と法的賠償を重ねて促してきた。「日本軍慰安婦は戦時性奴隷制」という認識を拡散させて、サバイバーの尊厳を回復するための国際的努力は今も続いている。サバイバーの話す権利を公的に認定した世界の声を、これからは私たちの社会が再びサバイバーに返さなければならない。「我々はあなたたちの話すことを聞いている。そして我々が覚えておく。」


我々は知っている。記憶を否定し、苦痛を歪曲し、責任を無視すると、暴力は形を変えて繰り返されることを知っている。語り手を疑う社会では、正義は成り立たない。2025年5月、サバイバーのパク·ピルグンさんの自宅の前に極右団体が行って「慰安婦は詐欺」だと叫んで日章旗を振った。生き残ったサバイバーの安全をおびやかして、また傷つけて、沈黙を強要した。また、「慰安婦像マスクかぶせチャレンジ」という名前で、平和の碑に「撤去」マスクをかぶせて黒いビニール袋で覆う行為を続いている。平和の少女像は被害者の苦痛を記憶するための造形物だけではない。日本軍性奴隷制問題の歴史的事実を記憶してこのような悲劇が再発せずに、世界各地で依然として発生している戦時性暴力が中断されることを願う心をこめて作った、暴力の構造的再生産を止めるための平和の約束であり誓いである。しかし今、その誓いは嘲弄されている。サバイバーの話すことは依然として攻撃されて、彼らの苦痛は「過去」という名の下に消される。国家が、社会が、そして個人がその苦痛を忘れたふりをする時、サバイバーたちは今もなお、あの日の時間を生き続けている。


我々は要求する。

一、日本政府は日本軍性奴隷制サバイバーたちに公式謝罪して法的賠償を履行せよ。

一、日本政府は「最終的で不可逆的」だという「2015日韓合議」を撤回せよ。

一、日本政府はサバイバーの尊厳を毀損するすべての社会的視線を是正するため、正しい歴史教育を実践せよ。

一、韓国政府は大統領選挙で約束した日本軍性奴隷制問題解決の公約を実践せよ。

一、韓国政府はサバイバーに対する人権侵害と名誉毀損を禁止して、実効性がある処罰の根拠を設けよ。


我々は誓う。

一、サバイバーの存在を疑心しないで、話すことを支持する社会を作る。

一、話し方、覚え方に是非を分けない。

一、正義が来るその日まで、消えない記憶の前で一緒に立ち止まる。


真実は不快なものになり得る。しかし不快さが消えてこそ正義が来るのではなく、正義が来てこそ不快さは消える。


2025年7月9日

第1708回 日本軍性奴隷制問題解決のための水曜デモ参加者および

ソウルガンソヤンチョン女性の電話の会員·家庭暴力専門相談員教育の受講生一同


c8bb91a190684.png


こんにちは。私は、ソウルカンソヤンチョン女性の電話において、家庭暴力相談員の養成課程を受講しているハン・ソリです。


私は、学校に通っていない青少年を支援する青少年指導士として働いています。韓国社会に蔓延する嫌悪と偏見の中で、青少年たちが生きづらさを抱えながら生きている現実を、日々目にしています。とりわけ、女性の青少年は、構造的な性差別やさまざまな暴力にさらされています。しかし、この問題は、青少年だけに限られたものではありません。日本軍「慰安婦」被害者の方々もまた、今なお女性に対する暴力と人権侵害に直面しています。極右的なユーチューバーたちが、歴史的事実を歪曲し、日本軍「慰安婦」被害者を標的に嫌悪と差別を拡散している現状に、私は大きな怒りを感じました。日本が国家レベルで女性を強制的に動員し、性暴力を行ったことを示す明白な証拠が存在するにもかかわらず、嫌悪を煽る人々は、自らが認めるに足る証拠を出せと被害者に要求し続けています。しかし、被害者がこれ以上、自らの苦痛を証明する必要はありません。哲学者ハンナ·アーレントは、人間が持つ共通の特性である「思考する能力」を失ったとき、正否を判断することができなくなると述べています。歴史的事実を無視し、思考を放棄した言説に対しては、法的な制裁が必要だと私は考えます。嫌悪表現が「表現の自由」という名のもとに容認されることがないよう、被害者に対する人権侵害や名誉を傷つける行為を明確に禁止し、処罰することを、私は強く求めます。そのために、日本軍「慰安婦」被害者保護法の改訂を心から促します。これは、青少年たちにとって、正義で安全な社会とは何かを示す、重要な社会的約束になるはずです。


日本軍「慰安婦」被害者の方々が経験した苦痛を、私たちが完全に推し量ることはできません。しかし、私たちはそれぞれの人生の中で経験する痛みを通して、苦しみや孤立がどのようなものかを共感することができます。その共感は、互いに支え合い、連帯しようとする意志へとつながります。嫌悪と差別が蔓延する社会において、このような連帯の心が切実に求められています。日本軍「慰安婦」被害者の方々は、国家権力に立ち向かい、自らが経験した事実を、勇気をもって証言してきました。その姿は、女性人権運動家として、正義と人権回復への道を切り開くものでした。今日においても、世界各地で女性差別や暴力が繰り返される悲劇的な現実の中で、日本軍「慰安婦」被害者の方々の叫びと連帯は、戦時性暴力の被害にくるしむ世界中の女性たちに、希望と勇気を与え続けています。

日本軍「慰安婦」被害者の方々は、自らの人生を通して、連帯とは単なる共感にとどまらず、ともに行動することだと示してきました。この連帯の力を持続させるためには、個人の良心や努力だけではなく、国家的次元での責任が不可欠となります。

日本政府は、公式な謝罪と法的賠償を行うべきです。また、被害者の意見が反映されなかった「2015日韓合意」を撤回されなければなりません。さらに、歴史的事実を正しく伝える歴史教育を実施する責任があります。韓国政府もまた、「2015日韓合意」を廃棄し、日本軍「慰安婦」関連資料の整備を進めるとともに、正しい歴史教育を拡充しなければなりません。あわせて、被害者を称える記念造形物を通じて、記憶と連帯を継承する取り組みを継続すべきです。いまだ解決されていない日本軍性奴隷制の問題を、私たち一人ひとりが記憶し、声を上げ、解決に向けた連帯が広がることを強く求めます。

映画『気づけば活動家』の中で、監督は、セウォル号惨事以降、移住民の人権団体で活動する自身の母の姿を見つめながら、ある疑問を抱きます。移住民を支えるために、昼夜を問わず献身的に働き、現実的に不可能に思えることに挑み続ける母の姿は、まるで「卵ではなく、ウズラの卵で岩を打っているのではないか」と感じられたのです。しかし、その小さく見えた連帯の活動は、やがて周囲を変え、その変化は波のように広がっていきます。小さくとも固いウズラの卵のように、私たちがともに連帯し続けるならば、岩さえも変えることができると信じています。私たちは、これからも忘れず、ともに行動し続けます。ありがとうございました。


873df124cc298.png


いまでも返してくれ

―イ·オクニョ


どこにも見つからない

忘れられた名前よ

色あせた民族の野原は

ざくりとしていた。


恐ろしい雨風の中

押しつぶされてしまった処女の悲鳴は

空へと突き上がり

夜はだんだん暗くなった。


土の下から聞こえる鋭い音に

犬のように引きずられていったアジアの娘たち

黒い雲ざわめく悲しい夜景は

野獣たちの世だった。


挺身隊はすでに人間ではなかった。

ここでの象徴は四つ足の下手で

毎晩どろりと流されていった排泄物は

吐き気


苦痛、恥辱、悔しさ、悲しみ

血と膿が混じった唾液

お前の顔に吐きかける

犬畜生ども


恐ろしい過去を思い出すには

あわれな過去の悪夢は

世界の女たちの

痛みではないか


美しかった唇、艶やかだった髪の毛

いまでも返してくれ

遠い未来、魂に

ろうそく一つ灯そう


声帯が裂けるまで

世界万方へ怒りをぶつける。

私は必ず探し出す

失った二つの翼を。


出処_:日本軍性奴隷制問題を記憶して連帯するための戦争と女性人権のアーカイブ

作家_イ・オクニョ(仮名)

生産日_1995.2.27

内容_日本軍「慰安婦」被害生存者である、イ・オクニョが書いた詩として、第3回アジア連帯会議において紹介された。