活動報告・お知らせ

2024年2月29日 「日本国相手損害賠償請求訴訟第2審判決の意味と課題」国際シンポジウム開催

2024-03-06

2024年2月29日(木)16時、 「日本国相手損害賠償請求訴訟第2審判決の意味と課題」ハイブリッド国際シンポジウムがソウルグロバールセンター国際会議場にて開催されました。本シンポジウムは正義記憶連帯が主管し、正義記憶連帯をはじめとする民主社会のための弁護士会、韓日歴史正義平和行動、日本軍「慰安婦」研究会、市民の会・独立、ホン・イクピョウ、キム・サンヒ、ナム・インスン、キム・ホンゴル国会議員室にて共同主催しました。オンラインでは100余名、現場では40余名の市民が参加し、本シンポジウムを進めました。

今回のシンポジウムは3部構成で進めました。パネル1では、イ・サンヒ弁護士、ヤン・ソンウ弁護士、キム・チャンロク教授の発表を通して、韓国裁判所からの判決の訴訟の経過を振り返り、韓国裁判所の判決の文脈を整理しました。パネル2では、山本晴太弁護士、  ベセラー・タージエバー氏、アレグザーンダー・オーラクヘラシュビリー氏、 アレクシス・ダデン氏の発表を通して、国家免除の範囲について問いかけ主権免除に対する習慣慣習法の事例と変化を見つつ今回の判決を意味を探りました。テーマ討論では、阿部浩己教授、南基正教授、李娜榮理事長、張完翼弁護士、黃銘浚弁護士から多様な観点での判決の意味を診断し、判決実現のための課題および拡張の方向性を模索ました。最後に、質疑応答および閉会の挨拶で終了しました。

資料種リンク: https://drive.google.com/file/d/1YR90fj03ZiB9Mjtv8e8_Vth-sdXzIydE/view?usp=sharing